最新設備による24時間稼働の生産工場

Factory equipment introduction

高精度の精密板金加工が可能な「全自動曲げシステムEG6013AR」と、材料の供給・完成品の集積を行う「コンパクトタイプ・マニプレーター」を組み合わせることで、24時間体制の加工が可能です。
こうした最新設備の導入により、これまでかかっていた人的工数をオートロボットシステムの強みを活かして最小限にすることができました。人の手では難しかった高精度の精密板金加工を低コスト・短期納期で実現。
もちろん安定供給の面でも、24時間体制は大きな利点と言えます。
高品質で均一な精度の量産品も、単品でのご依頼も武蔵工業にお任せください。

最新設備紹介

全自動曲げ加工システムEG-6013AR
全自動曲げ加工システムEG-6013AR

全自動曲げシステム「EG6013AR」は精密稼働可能な自動ロボットベンダーシステムです。オートロボットシステムで人的工数が最小限になるため、人の手では実現できなかった低コストを実現しています。
ロボットという特性を活かした24時間連続稼働により、精密板金加工の量産部品をコストダウン。最大4種類の複数材料に対応しており、小型から中型までの精密板金加工品もこの1台で対応可能なため、夜間の生産性向上に貢献しています。
位置決めの精度が0.001mmなので、高精度の板金加工品も寸法のばらつきなく、安定的に供給できるようになりました。

全自動曲げ加工システムEG-6013ARの製作事例
全自動曲げ加工システムEG-6013ARの製作事例
全自動曲げ加工システムEG-6013ARの製作事例
材質 SPCC (鉄)
板厚 1.0t
コンパクトタイプ マニプレーター
コンパクトタイプ マニプレーター

「コンパクトタイプ・マニプレーター」は、納期・コストに貢献する機械です。工場全体の生産性を上げ、作業効率を上げるために欠かせません。
武蔵工業で導入したコンパクトタイプ・マニプレーターは、省スペースながら加工材料の1枚どりと加工後製品の搬出・集積を自動で行えます。
材料積載高さはスキッド高さ50mmを含み380mm、製品積載高さはスキッド高さ50mmを含む500mmまで材料・製品集積高があり、従来比90%もアップ。
積載時はパレット手前側に材料積載基準があるため、積載作業が容易にできます。

VC BOX(V-factory Connecting Box)

武蔵工業ではモノづくりにIoTを取り入れ、「VC BOX」(V-factory Connecting Box)
によりクラウド上で機械の状態を見える化。管理者や作業者が機械の稼動状況を随時チェックできる体制づくりを行っています。
生産実績や稼動率などから生産に問題が生じていないか、機械が使用している材料・エネルギーの使用量も確認することで、無駄のない生産体制でモノづくりに取り組めるようになりました。
また、万が一稼動が阻害された場合の要因などもチェック。各機械の保守管理をはじめ、機械の健康状態までしっかり把握することができます。
IoTの活用により精密板金加工の精度はそのままに、現場の作業効率を上げ、お客様への製品お届け時間短縮へとつなげています。

ロボット化による効率化と生産体制向上

武蔵工業では、「全自動曲げシステムG6013AR」・「コンパクトタイプ・マニプレーター」などの最新設備を導入しております。
しかしながら、最新設備を取り入れるだけでは、多様なニーズへの対応には不十分です。高品質の精密板金加工を安定的に行うには、ノウハウを持った職人の手が欠かせません。
国家資格等を取得した職人がこれらの最新設備を扱うことで、高品質の精密板金加工を短期納期で実現。知識と熟練の目と腕で最新設備がその効果を発揮します。
最新設備による24時間フルオートメーションが低コストでの製造を可能にする一方で、職人がワークの特性・形状を見極めた金型や治具を内製することが多様なニーズにお応えする武蔵工業の強みです。
お急ぎのお客様や、特殊な精密板金加工を必要とされるお客様もお気軽にご相談ください。
最新設備と積み重ねた熟練の技を駆使してご要望に対応いたします。